4月28日 東日本大震災慰霊法要

大震災から49日にあたる4月28日（木）、慰霊法要を道成寺でも行います。

天台宗総本山の延暦寺阿弥陀堂で慰霊法要が行われるのに合わせ、
各地の天台宗寺院で、それぞれ慰霊法要が行われ、
午後2時46分に鐘などをつくことになります。

道成寺の場合は、午後2時から念仏堂で「例時作法」（れいじさほう）
という法要を行い、「阿弥陀経」（あみだきょう）等をお唱えします。

被災地の方々に心よりお見舞いを申し上げます。

復興を祈りつつ 四月の行事

4月5日、日高郡戦没者慰霊祭が例年通りに行われました。
4月は行事の多い月で、この慰霊祭をふりだしに行事が続きます。

3月27日の桜・舞・道成寺は、風も冷たく、出演者や観客の方々は、
寒行のような思いをなさったことでしょう。
ただ、被災者の方々を想いつつ行うのに相応しかったような気もします。
桜の花も、我々の心を知って、三分咲きほどで歩みを止めていたのでしょう。

今日の戦没者慰霊祭では、桜も満開で、温かな一日となりました。
遺族会の方々も、良い天気を喜んでおられました。

7日は、花まつり準備
子供さん達が花を持ってきて、花御堂（はなみどう）を飾ります。
8日は、花まつり当日
誕生仏を花御堂に飾り、甘茶のご接待があります。
24日は、日限地蔵会式（ひぎりじぞうえしき）
3時から法要、4時から餅まき。
27日は、道成寺会式（どうじょうじえしき）
ジャンジャカ踊りは1時日高川出発、3時道成寺到着。

いずれも、行事内容の変更はありません。
違いがあるのは、いつも念頭に被災者の方々を思いつつ勤めることです。
まだまだ、慎み悼み続けるべき時期なのは間違いありませんが、
行事を支えて下さる大勢の方々と共に、なすべき勤めに励みたいと思います。

（小野俊成）