日本国際切手展というイベントがあります。
これは切手を通じた文化交流・国際親善を図ることを目的としたもので、十年に一度、色々な国の色々な切手が日本に集まります。
このイベントが平成23(2011)年7月28日から8月2日まで横浜(パシフィコ横浜)で開かれました。
何しろ10年に1度、というめったにない頻度ですから記念切手も発行されます。
それがコチラ
色々なキャラクターがいますね。
左から鉄腕アトム・ドラえもん・ピカチュウときまして、4番目にハローキティが続きます。
このハローキティの着物を一目みて、ハッ!?と気が付く人がなかなかのツウです。
そうです。これは京鹿子娘道成寺での衣装なんですね。
上段のキティは浅葱地(あさぎじ)枝垂桜(しだれざくら)の振袖(ふりそで)
下段のキティは黒繻子(くろしゅす)丸紋帯(まるもんおび)に七枚笠(しちまいがさ)
このキティは京鹿子娘道成寺を踊っているところのようです。
でもなんでハローキティだけ踊っているのか・・・・・・他のキャラクターは素っ裸なのに・・・・・・。
あと、ハローキティの右隣にある最後の切手がよくわからなかったので、コチラの郵便局のページで調べてみたら、「鳥獣人物戯画」なんだそうです。
・・・・・・ああ、日本の古来から現代までのキャラクター切手という位置づけなんですね。
(朝倉)