2012年9月11日火曜日
紀伊弥生文化の至宝
9月29日(土)~12月2日(日)にかけて、和歌山市の紀伊風土記の丘にて、「紀伊弥生文化の至宝」という展覧会が開かれます。
こちらの展覧会では和歌山県ゆかりの土器や青銅器が集められており、その中には道成寺所蔵の鐘巻銅鐸も含まれています。
鐘巻銅鐸は宝暦12年(1762)に、道成寺南側の水田から発掘されたもので、弥生時代後期(1世紀後半~3世紀初頭)のものと考えられています。
高さは116センチあり、県内でも最大級の大きさです。
道成寺の創建は1300年ですが、鐘巻銅鐸は1800年前のものですから、道成寺創建以前から周辺は祈りをささげる場所とされていたわけですね。
ほぼ2カ月間にわたって開かれる展覧会ですので、どうぞご参加ください。
(朝倉)