2009年10月25日日曜日

金春 円満井会 特別公演 

10月19日、金春流能楽師 金春憲和氏が御舞台成功
祈願のため、おまいり下さいました。

金春憲和氏は、金春流八十世宗家金春安明氏のご長男
で現在27歳。平成21年12月13日 国立能楽堂にて
「道成寺」をお披きになられます。

「円満井会」の名前は大和猿楽四座の一つ、円満井座
(後の金春座の名)に由来しており、二年に一度、特別
公演が行われます。
残念ながら当日の御席は全席完売となっております。

能楽「道成寺」の乱拍子は金春流がお始めになったと
の事です。機会があれば金春流の「道成寺」を是非
拝見したいと思います。

金春憲和氏の今後のご活躍と、御舞台の御成功、
心よりお祈り申し上げます。

(小野 博美)

2009年10月21日水曜日

日本舞踊 花柳流宝扇会舞踊発表会


10月11日、御坊市民文化会館大ホールにて
花柳流宝扇会の舞踊発表会が行われました。

会主の花柳妃鶴さんは「京鹿子娘道成寺」を発表
されました。花柳妃鶴さんが、舞台成功祈願に
おまいりくださった御縁で、当山副住職も特別ゲスト
として参加させていただきました。

衣装が本格的で、とても素晴らしい御舞台を無事
最後までお勤めなさいました。おめでとうございます。

地元で「京鹿子娘道成寺」を拝見できる機会がなか
なか無く、地方新聞にも取り上げられました。
日髙新報

宝扇会の御繁栄と、花柳妃鶴さんはじめ、皆様の
御活躍を心よりお祈り申し上げます。

(小野 博美)

2009年10月12日月曜日

花舞伎 花道家小川珊鶴特別公演




















2009年11月17日(開場17:30開演18:00)に名古屋市の御園座にて、花道家小川珊鶴氏による花舞伎が行われます。

これは花道家としての氏が、伝統芸能を軸として春夏秋冬の四部構成に仕上げたオリジナリティあふれる舞台芸術であり、春の章にて道成寺をモチーフとした演目が盛り込まれています。

道成寺の伝説を題材とした古典芸能は「道成寺物」と呼ばれ、能、歌舞伎、文楽、日本舞踊などが良く知られていますが、生け花の実演という、新らしい分野の道成寺物がまた一つ増えることになりました。
(朝倉)

2009年10月6日火曜日

指が、折れました。

















右手の、人差し指です。

道成寺のお仏像の中でも、仁王門の仁王様は風雨の影響を受けやすいのです。


あんなに太い指がポッキリと?

いえいえ。

よく見ると、他の指にも第一関節付近につなぎ目がありますよね。

実はそこが釘でつながっていて、人差し指に関しては錆びて外れてしまったというわけ。

右の写真では手術が成功し、無事元通りになってます。

よかったよかった。


ちなみに今回のオペを担当したのは、執事の前田さんです。

写真のでっかい指を持ってる、ちっさい指の人です。

ブログにはまた登場します。

たぶん。


(朝倉)

2009年10月1日木曜日

本堂秋季無料公開が始まりました

















 本日10月1日より、本堂無料公開が始まりました。
 これに伴い、本堂内にて「秋の特別展示 信仰と絵巻」が開催されます。

 この展示では道成寺が所有する計八点の絵巻が公開され、本堂内を巡る過程で、それらを目にすることができます。

 10月1日から11月30日までの、連日10:00から15:00に公開される本堂内特別展示では、料金は発生しません。
 どうぞ、お立ち寄りの際にはお気軽にご覧ください。



 ※なお、縁起堂・宝仏殿の拝観および絵解き説法につきましては、期間内も有料となっております。
  ご了承ください。


 (朝倉)

蜂の巣、取れました。


















この画像は先日、境内の安珍塚付近で見つかった蜂の巣です。

道成寺には様々なお客様がいらっしゃいますが、ハチもそのうちのひとつです。

少々、招かれざる客ではありますが。



夏ごろにかけてたくさんの巣が見つかります。そのたびに、駆除を行います。

これだけ大きなものとなると、防護服が欠かせません。その画像は・・・撮り忘れました。

次回があればお見せしたいと思います。

・・・でもハチ様、今年はもう充分な個数ですので、できれば来年以降でお願いします・・・。



もちろん、供養も済ませました。

般若心経を八回唱えました。

ハチだけに。

回数が問題なのではないですよ。生き物の死を悼む姿勢こそが大事です。

成仏してください。




(朝倉)