2012年9月18日火曜日

絵解きってなぁに?


平成24年10月13日(土)~11月25日(日)にかけて、京都の龍谷ミュージアムにて「絵解きってなぁに? 語り継がれる仏教絵画」と題した展覧会が開かれます。

 これは仏教絵画における「絵解き」を扱った展覧会で、様々な観点から「絵解き」がどういったものであるのかを、わかりやすく解説しています。

 もちろん道成寺における「絵解き」も含まれており、当寺からは重要文化財指定を受けている道成寺縁起絵巻の原本が、展示されます。

 こちらの原本は安珍・清姫伝説を描いた内容となっていますが、普段は保管状態にあるため公開される機会は限られています。

 ここまで「絵解き」にテーマを絞った展覧会は、滅多にありません。

 秋の京都観光の折には是非、足をお運びください。



 詳細はこちらのリンクにて


(朝倉)

2012年9月17日月曜日

金春流櫻詠会「能楽道成寺」



能楽師の政木哲司氏が御舞台ご成功祈願のため、道成寺におまいり下さいました。
 
平成24年12月22日(土)に櫻詠会主催のもと、「能楽道成寺」を踊られます。

場所は東京国立能楽堂。

開場は午後1時30分、開演は午後2時となっております。

詳しい情報や、チケットの取り扱いに関しましてはこちらのリンクをご参照ください。

御舞台のご成功、心よりお祈り申し上げます。




(朝倉)

2012年9月11日火曜日

紀伊弥生文化の至宝




 9月29日(土)~12月2日(日)にかけて、和歌山市の紀伊風土記の丘にて、「紀伊弥生文化の至宝」という展覧会が開かれます。

 こちらの展覧会では和歌山県ゆかりの土器や青銅器が集められており、その中には道成寺所蔵の鐘巻銅鐸も含まれています。

 鐘巻銅鐸は宝暦12年(1762)に、道成寺南側の水田から発掘されたもので、弥生時代後期(1世紀後半~3世紀初頭)のものと考えられています。

 高さは116センチあり、県内でも最大級の大きさです。

 道成寺の創建は1300年ですが、鐘巻銅鐸は1800年前のものですから、道成寺創建以前から周辺は祈りをささげる場所とされていたわけですね。

 ほぼ2カ月間にわたって開かれる展覧会ですので、どうぞご参加ください。


(朝倉)