道成寺書院の修理工事が始まるにあたって、11月18日(木)の朝九時より道成寺本堂にて、起工式が執り行われました。
当日は快晴のもと、道成寺の住職と副住職、さらには工事を請け負う大工さんたちが立ち会いました。
道成寺の書院は本堂東側にある施設で、主に遠方から来られたお客様を歓待する場所でしたが、建築から約三百年が過ぎて老朽化が進み、このたび修理されることになりました。
こちらは本堂東側の縁側からの写真です。
ご覧の通り、足組みが組まれ、書院の屋根の上にもう1枚、別の屋根が設けられています。解体修理のために、雨風を受けないよう全体を覆う必要があるんですね。
書院修理はだいたい一年を予定しています。
来年の今頃には、足場が取り外された姿を再び見ることができるはずです。
(朝倉)