本日、午後1時から午後2時にかけて、修復の完了した鐘巻銅鐸が、元興寺文化財研究所から道成寺へ運び込まれました。
覚えておられますでしょうか。
昨年の4月18日に、鐘巻銅鐸の記事が投稿されています。
そのときの記事はこちら http://dojoji.blogspot.com/2010/04/blog-post_18.html
あれから約10カ月を経て、無事に銅鐸は帰ってきました。
パッと見た限りでは、あまり修復した実感がわきませんね。
では下の修復前と見比べてはどうでしょう?
色合いがまるで違いますね。
錆をおとした結果、青銅器の元の色合いが蘇ってきています。
また、ひび割れていた部分が穴埋めされていたり、支持台が新調されています。
道成寺では春の本堂特別公開にて、修復された銅鐸の無料公開を予定しています。
日時は平成23年3月19日~4月10日(日) 午前10時~午後3時
詳細はまたブログにてご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。
(朝倉)