まほろばステージは300人座れますが、ほぼ満席で「宮子姫傳記」という絵巻を御紹介しながら、宮子姫の生涯について説明させていただきました。
イベント会場の行事とはいえ、歴史に興味がおありの方が多かったのでしょうか、300人の方々がじっくりと宮子姫伝説を聞いて下さり、宮子姫伝説を通して、母親の慈愛の尊さもお伝えできたのではないかと思います。
絵巻の説明に続いて、今年一年間、宮子姫役を勤めてくださっている柏木菜々子さん(左)と、奥田有紀さん(右)から、日高地方のPRがありました。
更に、天音太鼓の演奏、市町村の紹介、夢屋舞組のよさこいソーランと続きました。バスツアー95名、和歌山県・御坊市・日高川町の職員さん、出演者40名など、日高郡・御坊市から150名くらい来て下さっており、宮子姫さんも喜んで下さったことでしょう。
「平城京の母」についてもっと知っていただき、ご自身の父母に思いをめぐらせていただくと、遷都1300年の歴史ロマンが、更に味わい深いものになることでしょう。
これからも、宮子姫について、機会ある毎に語り伝えて行きたいものです。 (小野俊成)